ヒートショック対策を考えた浴室リフォーム
投稿日:2025.01.29
これまで書いてきたように家の中でも特にヒートショックを起こしやすいのが浴室とトイレです。
今回はヒートショックの予防に効果の高い浴室リフォームついて書いてみたいと思います。
ヒートショック対策に効果のある浴室リフォーム、洗面脱衣所リフォーム
ヒートショックを予防するための浴室リフォームは、温度差を減らし、体への負担を軽減するために非常に重要です。リフォームを通じて、浴室内外の温度差を調整し、より快適で安全な入浴環境を作ることができます。
在来工法の浴室からシステムバスへのリフォーム
在来工法の浴室は壁や床がタイルで作られるため、システムバスに比べて冷たく寒いことが多いです。
在来工法に比べてシステムバスは断熱材を使用したパネルや浴槽が標準仕様となっており、保温性が高い構造になっています。
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- 壁や床、天井に断熱材が組み込まれており、外気温の影響を受けにくいです。
- 浴槽自体も断熱効果がある素材を使っていることが多く、湯温が冷めにくいのが特徴です。
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在来工法の浴室では、タイルやモルタルなどが主に使用されますが、これらの素材は熱伝導率が高く、冷たい外気温が伝わりやすいです。
- 特に冬場はタイルの床や壁が冷たく感じやすく、体感温度が下がります。
これらの違いから在来工法の浴室からシステムバスにリフォームすることでぐっと寒さを軽減することができます。
さらにシステムバスにリフォームする際におすすめのポイントや設備をご紹介します。
浴室暖房換気扇
浴室暖房換気扇とは暖房、換気、乾燥、そして涼風といった機能を持つ装置でこれにより、浴室を一年中快適に保ち、湿気やカビ対策にも役立つ便利な設備です。
電気式のものとガス式のものがあります。
また、浴室だけでなく洗面脱衣所を温めることができる洗面所暖房器をセットで使えるものなどもあります。
通常の換気扇に比べて暖房換気扇の方が価格は高価になりますが、こちらの採用を検討してみるのも良いのではないかと思います。
【TOTO 浴室・洗面所あたたか快適セット】
窓断熱
浴室の温度を下げる要因として大きいのが窓です。
浴室に窓がある場合浴室が断熱仕様になっていても窓から冷気が入ってきて浴室の温度を下げてしまいます。
この窓をペアガラスなどの断熱窓にしたり内窓を設置したりすることで浴室の断熱に大きな効果があります。
高断熱浴槽
システムバスの浴槽は在来後方の浴槽に比べると断熱性能が高くなっていますが、さらに断熱性能を高めたこう断熱な浴槽があります。
システムバスリフォームの際は浴槽も通常の浴槽にするか高断熱の浴槽にするかを選べる様になっています。
通常浴槽に比べて高断熱浴槽の方が効果にはなりますがこちらの採用を検討してみるのも良いのではないかと思います。
浴室リフォームに使える補助金について
2024年は住宅省エネ2024キャンペーン補助金というものがありました。
2025年度も引き続き同様のキャンペーンが実施される予定です。
今回ご紹介した浴室リフォームは2025年度の補助金キャンペーンの中の「子育てグリーン住宅支援事業」に該当するものになると思われます。
2025年1月29日現在、この補助金については実施されることは発表されていますが、詳細な内容については決定していません。
2月初旬をめどに詳細について発表される予定の様です。
この補助金については詳細が発表され次第詳しくご紹介しようと思います。
浴室リフォームに使える補助金であればこれを有効活用して浴室リフォームを考えてみてはいかがでしょうか。
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