コラム

水道料金の今後について調べてみました

ここ数年様々なものの値上げが話題に上ることが多くなったと思います。

ここ最近ではガソリン代の値上げが止まらない感じでそれに伴って様々なものの値上げが加速しているように思います。

私たちの仕事に関係の深い水道料金も例外ではないのではないでしょうか?

皆さんの生活にも深く関わってくる水道料金の値上げについて調べてみたいと思います。

 

水道料金はどのように計算するの?

 

水道料金は基本料金+従量料金+下水道料金の合計で決まります。

総務省によると全世帯の上下水道代の平均は約5200円です。世帯の人数別に見ると2人世帯は約4200円、3人世帯は5500円、4人世帯は約6200円、5人世帯は約7100円です。

しかし、水道料金は自治体によって差があります。2021年の調査によると、全国で最も水道料金が安い自治体は兵庫県赤穂市(口径13mm、20立方メートルあたり853円)、逆に最も高い自治体は北海道夕張市(口径13mm、20立方メートルあたり6841円)で、その差は約8倍です。

ちなみに

  • 広島市は口径13mmで基本料金1,520円、1〜20㎥までは1㎥あたり5円(下水道料金含まず)
  • 呉市は口径13mmで基本料金2,508円、1~20㎥までは1㎥あたり24.2円(下水道料金含まず)

とこんな感じで広島県内でも市町村によってその料金には大きな違いがあります。

 

水道料金の格差を生み出す要因とは?

 

水道料金は各市町村によって異なる要因で決まります。一般的には以下のような要因があります。

  • 運営費用: 水道事業を運営するための経費が含まれます。これには水源の管理・維持、浄水・配水施設の維持・運営、水質検査、従業員の人件費などが含まれます。

  • インフラの維持・改修: パイプや施設などの水道インフラを維持し、必要に応じて改修するための予算が含まれます。

  • 水源の確保と水質管理: 安定した水源の確保や水質管理のために必要な投資や費用が含まれます。

  • エネルギーコスト: 水の供給や処理に必要なエネルギーコスト(電気代など)が含まれます。

  • 法令や規制の遵守: 水道事業に関する法令や規制を遵守するためのコストが含まれます。これには水質基準の遵守や設備の更新などが含まれます。

  • 予備資金: 災害対策や緊急の修繕などに備えるための予備資金が含まれる場合があります。

  • 人口や需要の変化: 地域の人口や需要の変化に応じて、適切な水道サービスを提供するための調整が行われます。

特に赤字で示した事項

  • 老朽化した水道管の改修
  • 電気代
  • 人口減少

が要因となって今後の水道料金の値上げは避けられないことなのかもしれません。

EY新日本有限責任監査法人と水の安全保障戦略機構事務局の共同調査によると、水道設備の老朽化や人口減少による水道料金の値上げは2043年までに全国の事業体の94%で行われ、平均では43%の値上げになると予測されています(図表1)。

 

水道料金の値上げに対してできることは?

 

このように私たちの生活に密着している、またその値上げは私たちの家計に大きな影響のある水道料金ですが今後の値上げは致し方ないのかもしれません。

今後の値上げに備えて一度節水について考えてみるといいかもしれませんね。

 

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