真夏に多い水回りトラブル | 水道管の破損
投稿日:2022.07.05
今年は例年になく早い梅雨明けを迎えた中国地方。
梅雨明けが早い年は猛暑になることが多いそうですね。
近年は毎年猛暑な気もしますが、今年はそれに拍車をかけて暑い夏になりそうです。
暑い夏に起こりがちな水回りのトラブルについて、ちょっと書いてみたいと思います。
水道管の破裂(割れ)
水道管の破裂というと真冬の寒い時期によく起こりますよね。
水道管の中のお水が凍結して膨張することによって膨らみ、水道管が破裂します。
冬の水道管の凍結・破裂は外気温がマイナス4度以下になると起こると言われています。
そんな水道管の破裂による水漏れですが、真夏の暑い時期にも起こりがちだってご存知ですか?
もちろんその原因は真冬のものとは違ってきます。
真夏の水道管の破裂(割れ)はなぜ起こるのでしょうか?
真夏の水道管の水漏れのほとんどは鉄管などではなく塩ビ管で起こります。
塩ビ管とは強化プラスチックとも呼ばれる材質です。
ねずみ色のVP管や紺色のHIVP管などがあります。
これらの塩ビ管は紫外線に弱い性質があります。
塩ビ管が直射日光を浴びて紫外線にさらされると管自体が朽ちてきて割れてしまうことがよくあります。
耐衝撃性のあるHIVP管も紫外線で朽ちてしまうと案外簡単に割れてしまいます。
ですので弊社にご依頼いただく水道管の水漏れ修理は真冬についで真夏が多いです。
真夏の水道管破裂(割れ)を防ぐには?
ではそんな真夏に起こる水道管の水漏れを防ぐにはどうすればいいでしょうか?
ここに書いたように真夏の水道管の水漏れは塩ビ管が直射日光に曝されることによって起こります。
これの直射日光を防ぐことができれば塩ビ管の経年劣化を遅らせることができます。
そのために大切なのは水道管に巻かれている保温材です。
保温材は本来寒い時期の水道管の凍結を防ぐために施工されます。
ですがこの保温材に巻かれていることで塩ビ管への直射日光の照射も防ぐことができます。
ですので夏の水道管もきちんと保温材に巻かれていることが重要です。
一般的な保温材にはLSVと呼ばれるものやパイプガードと呼ばれるものなどがあります。
マンションなどでは保温材をさらにステンレスなどで巻いて保護したりします。
これらの保温材も経年劣化して部分的に剥がれたりして塩ビ管が剥き出しになってしまったりします。
剥き出しになった塩ビ管が直射日光に曝され、紫外線で朽ちてしまい割れてしまいます。
ですので冬だけでなく春や夏も保温材が痛んでいないか点検したり、痛んでいる場合は補修することが重要です。
万が一水道管が破裂したり割れたりしたときは
水道管が割れるとそこから水がすごい勢いで噴出します。
とても慌ててしまうと思います。
こんな時はまず水道メーターのところにある水道の元栓(止水栓)を閉めてお水を止めてください。
水道の元栓の閉め方がわからない方はこのホームページのトップに動画を載せていますので参考にしてみてください。
水道元栓を閉めてお水を止めてから修理業者にご連絡ください。
もちろん弊社でも修理に駆けつけますので、お気軽にご連絡くださいね。
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