自動水栓について
投稿日:2020.11.27
新型コロナウイルスの流行によって、私たちの業界でも最近非常に注目の集まっている商品があります。
それは自動水栓です。オート水栓などとも呼ばれます。
トイレの手洗いや洗面などで水栓のレバーやハンドルに触れずにセンサーで水を出したり止めたりできる蛇口です。
新型コロナウイルス感染予防の観点から、手を触れずに操作できる自動水栓に注目が集まり、今ある蛇口からの交換を希望される方が増えてきました。
蛇口に触れずに水の出し止めができるためウイルスに触れる機会が減りとても衛生的で便利な蛇口です。
そんな自動水栓のメリット・デメリットを知っていただき総合的に考えて交換をご検討いただくのが良いかと思いますので、今回は自動水栓について書いてみたいと思います。
自動水栓のメリット
・衛生的
なんと言っても自動水栓の一番の魅力はこれだと思います。
ご家庭でももちろん、不特定多数の方が使う場所ではこの衛生的ということが最も大きなメリットです。
水を出すときにレバーやハンドルを動かすことがなくなるため、汚れた手で蛇口をひねったりすることがなくなります。
水栓の根本に水が溜まることによる水垢の発生が減るため掃除の回数も減り、キレイが長続きします。
TOTOの自動水栓の中には「きれい除菌水」機能を搭載したものもあり、使うたびに自動で排水口にきれい除菌水のミストを吹きかけ除菌し排水口のきれいを長持ちさせるものもあります。
・誰でも使いやすい
お年寄りから小さなお子様、障害を持っている方までどなたでも簡単に操作できます。
センサーに手をかざすと水が出るので力の弱い方でも安心して使うことができ、ハンドルの位置まで手が届きにくいお子さんでも容易に使用できます。
・節水できる
何か洗う際にその都度水を止めるのは面倒だと思います。しかし、自動水栓であれえば使うときに必要な分だけ水を出すことができます。
また、蛇口の締め忘れによる無駄もなくなるため非常に節水効果が高いです。
自動水栓のデメリット
・価格が高価である
普通の蛇口に比べると高価です。
センサーで操作できる便利な機能が搭載されていますので、どうしてもお高くなってしまいます。
ですが、節水に期待できるためランニングコストは抑えられますので長い目で見るとお得かもしれません。
また、自動水栓に交換する際も電源から電力を取るタイプの場合、近くにコンセントがないと追加の電気工事も必要になります。
・修理も割高
普通の蛇口に比べて内部の部品が高価であったり、メーカーメンテナンスを呼ばないと修理できなかったりしますので修理代が割高になります。
・停電すると使えない
コンセントから電源を取るタイプの自動水栓は停電すると操作ができなくなります。
最近のタンクレストイレなどは停電時にも使えるようになってきているので、コンセントから電源を取るタイプの自動水栓もそのようになるといいですね。
また、自己発電タイプと言って水の流れを利用して水栓自身が発電しその電力によって稼働するタイプのものがあります。
このタイプの自動水栓は停電時でも利用可能です。
・種類が少ない
一般的な水栓に比べるとまだまだ種類が少なく、取り付け可能な場所も限られます。
自動水栓のイチオシ商品
最近は新型コロナウイルスの影響で、本当に自動水栓への交換をご希望される方が増えています。
上記のようなメリット、デメリットを踏まえた上で通常の蛇口から自動水栓に交換する場合のオススメ商品をご紹介します。
TOTO TENA12AW(単水栓)
定価96,800円(税込106,480円)
トイレの手洗いなどではお湯の出ないお水だけの蛇口が多いと思います。
この商品はお水だけの場所で使用する単水栓です。
一番のおすすめポイントは発電タイプという点です。
水の流れを利用して自己発電するので、電源コンセントが不要のため電気工事が必要なく、交換にかかる時間と費用が抑えられます。
これからの季節は特に新型コロナウイルスはもちろんのこと、インフルエンザなどの感染予防にも気をつけないといけないと思います。
今回ご紹介した自動水栓なども感染予防対策として考えてみてはいかがでしょうか?
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