水道の水圧について
投稿日:2020.09.03
普段お客様からご相談いただく時や修理時に家の水圧が弱いというお話を聞く事がよくあります。
そこで今回は家の水道の水圧についての紹介をしてみたいと思います。
水圧については家に住み始めた当初から水圧が弱いと感じる方もいれば、ある日突然弱くなったと言われる方もいらっしゃいます。
そこで蛇口の水圧が弱いと思った時に調べるポイントをお伝えします。
水圧が弱い時の主な原因
水圧が弱いと感じたらまず弱い場所を確認
水圧が弱いと感じた時にまず確かめていただきたいので、水圧が弱いのが家じゅうの水まわりなのかあるいは特定の蛇口や器具なのか、ということです。
家中すべての水圧が弱い場合は、水道メーターのところの水道の元栓の開閉を確認する必要があります。家の外にある量水器ボックス(戸建て住宅なら家の庭・マンションタイプの時は玄関ドアの外のパイプシャフト内など)の元栓がきちんと開いているかを確認します。元栓をいっぱいに開けて水圧が強くなれば、元栓に原因があった可能性が考えられます。引越直後や水道工事の後に弱くなっていることが多いのでまずは確認してみましょう。
元栓を開けてもすべての水圧が弱まっているときには、立地が原因の場合もあります。高台や住宅街・店舗の多い場所等で水圧が弱くなるケースがあります。
このケースでは、改善のために水道管の工事が必要です。大規模な工事が必要なので、即座の改善は難しくなります。まずは水道局などに問い合わせてみましょう。
水圧が弱くなる主な原因
特定箇所だけ水圧が弱いときは、その箇所でトラブルが発生している可能性が考えられます。主に考えられる原因を紹介します。
●シャワーヘッドやホースのつまり・劣化
お風呂のシャワーや洗面・台所の引き出しシャワー水栓の場合シャワーヘッドやホースにゴミや異物がたまってつまっていたり、劣化して内部の部品が破損したりして水圧が弱くなる事があります。つまりの原因は水アカやカビなどです。
お風呂のシャワーや洗面・台所の引き出しシャワー水栓の場合シャワーヘッドやホースにゴミや異物がたまってつまっていたり、劣化して内部の部品が破損したりして水圧が弱くなる事があります。つまりの原因は水アカやカビなどです。
その場合はシャワーヘッドやホースを取り外して洗浄する事で症状が改善するケースがあります。洗浄できないタイプや汚れや破損がひどい場合には、部品や蛇口を交換する必要があるでしょう。
●蛇口のストレーナーの詰まり
水まわりの器具にはストレーナーと呼ばれるフィルターが取り付けられている場合があります。このストレーナーにゴミが詰まると水の流れが阻害され、水圧が弱くなります。サビなどが主な原因です。
水まわりの器具にはストレーナーと呼ばれるフィルターが取り付けられている場合があります。このストレーナーにゴミが詰まると水の流れが阻害され、水圧が弱くなります。サビなどが主な原因です。
蛇口の種類によってはストレーナーを自分ではずして掃除できるものがあります。取扱説明書をよく読んで掃除しましょう。ご自身での掃除がむずかしい場合は、水道業者への依頼をしましょう。
●止水栓の不具合
トイレタンクや蛇口の種類によっては止水栓がついている物があります。止水栓は給水管と給水器具の間についていて、水まわりの器具を修理するときなどにその蛇口単体で水の流れを止める事ができたり水量の調整が出来るものです。
トイレタンクや蛇口の種類によっては止水栓がついている物があります。止水栓は給水管と給水器具の間についていて、水まわりの器具を修理するときなどにその蛇口単体で水の流れを止める事ができたり水量の調整が出来るものです。
止水栓のハンドルが充分に開いていなくて水圧や水量が弱いケースもよくあります。
そのほか、止水栓内部が錆びついて水の通りが悪くなり、水圧低下の原因になっていることなどもあります。
●給湯器の容量不足
シャワーを使用する時などお湯を利用すると水圧が弱くなってしまうという場合、給湯機の能力が追い付かずに水圧が弱くなっている可能性があります。
シャワーを使用する時などお湯を利用すると水圧が弱くなってしまうという場合、給湯機の能力が追い付かずに水圧が弱くなっている可能性があります。
これは使用人数や給水装置の数量に対して給湯器の容量(号数)が不足している場合や給湯機器の劣化や破損などにより出力が落ちてしまい水圧が弱くなっているケースがあります。
給湯器の容量を表す号数は16号、20号、24号などと表示されています。
この辺りについての詳しいご説明はまた改めてさせていただきたいと思います。
給湯器の容量不足や故障などによる水圧の低下がある場合は、給湯機器の修理や交換等の必要が生じますので水道業者などへ相談してみましょう。
●水道管の劣化や水漏れ
水道管の劣化や水漏れで水圧が弱まるときもあります。水道管は古い建物では鋼管という金属管が使用されていたり接続部分の金具が金属製の場合等があり、配管内部で錆びついて水道管の中がふさがれてしまう場合があります。(水道管の種類についてはこちら)
水道管の劣化や水漏れで水圧が弱まるときもあります。水道管は古い建物では鋼管という金属管が使用されていたり接続部分の金具が金属製の場合等があり、配管内部で錆びついて水道管の中がふさがれてしまう場合があります。(水道管の種類についてはこちら)
他にも水道管の劣化で穴が開いたりして水漏れを起こしている場合もあります。水漏れを起こしている時には水道料金が高くなったり検針員さんから漏水を指摘されてわかる事もあります。このような場合は、ご自身での対応は難しくなるので水道工事業者に修理や点検を依頼する必要があるでしょう。
今回は家の水圧に関して主に考えられる原因についてお話させていただきましたが自分で調べられる事にも限界があると思います。
少しでもおかしいなぁと感じる事があればお早めに相談していただければと思います。
蛇口交換や水漏れなど水道トラブルや水まわりの修理、
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