電気温水器の使用開始、再開について
3月4月は引越しの多いシーズンです。
弊社にもこの時期ならではのお問い合わせが様々入ります。
そんな中でも割と多いのが電気温水器の使い始めの手順についてものです。
引越し先は空き家になっていたので、電気温水器の電源が落としてあることが多いのですが、これを使う際にはどのようにすればいいですか?といったものです。
今回はそんな電気温水器のお問い合わせについてです。
引越し先での電気温水器の使用始めについて
電気温水器には様々なメーカーやタイプがあります。
ここでは最もポピュラーな給湯専用角形タイプについてご説明します。
給湯専用というのは蛇口からお湯を出す専用のタイプで浴槽の自動湯はりがない電気温水器です。
弊社では三菱電機の電気温水器ダイヤホットをよく設置するのでこちらの手順をご紹介します。
電気温水器を使う準備
新しく設置した電気温水器やしばらく使っていなかった電気温水器を使用する際はまず最初にタンクを満水にします。
その手順をご紹介します。
事前の確認事項
- 漏電遮断器が「切」になっていることを確認してください。「入」になっている場合は電源レバーを下げて「切」にします。
- 電気温水器の排水栓、非常用の取水栓がしまっていることを確認します。非常用の種水栓は150リットル、200リットルタイプのみです。
- 全てのお湯の出る蛇口がしまっていることを確認します。
タンクを満水にします
- 逃がし弁のレバーを手前に起こします。
- 電気温水器専用止水栓を開きタンクに水を入れます。
- タンクが満水になったら(30分程度かかります)電気温水器株の排水口から水が出ますので逃がし弁のレバーを戻します。
- 給湯管内部の空気を抜くためどこか一箇所お湯の出る蛇口を開けて空気を抜きます。
電気温水器の電源を入れる
- 電気温水器用の200ボルト電源ブレーカーを「入」にします。
- 電気温水器本体の漏電遮断きの電源レバーを「入」にします。
わき上げ温度を設定します。
このわき上げ温度の設定はリモコンを使用しているかいないかで方法が異なります。
リモコンを使用している場合は
- リモコンの時刻を合わせる。
- 電力契約モードを確認する。(時間帯別電灯で電力会社とご契約の方)
- タンクのわき上げ温度を設定する。
- すぐにお湯が必要な場合は満タンスイッチを押す。(時間帯別電灯で電力会社とご契約の方)
リモコンを使用していない場合は
機種により異なりますので取扱説明書を読んで温度設定スイッチなどで設定します。
以上が電気温水器の使い始めの手順となります。
特に注意して欲しいのは電源を入れる前に必ずタンクを満水にすることです。
タンクにお水がない状態で電源を入れると空焚きしてしまい故障の原因となりますので注意してください。
また、基本的に電気温水器は夜間にお湯を沸かします。
ですのでお湯は翌朝から使用可能となります。
その他、気になることなどありましたら、取扱説明書を参照してください。
もちろん弊社でもお問い合わせを承っていますのでお気軽にご相談ください。