コラム

広島の水まわりトラブル | 西区佐伯区廿日市市の水漏れやつまり

前回、前々回と水まわりのトラブルに地域性はあるのか?ということで寒冷地と暑い地域での特有の水まわりのトラブルについてご紹介しました。

北海道と沖縄など、極端に気候の違う地域ではやはりそれぞれに特有の水まわりのトラブルやそれに対する工夫などがあるようです。

では弊社ネクストプランが活動している広島ではどうでしょうか?

市町村によって水まわりのトラブルや設備機器に違いはあるのでしょうか?

また、地域ごとの違いの他にも管轄する水道局による違いなどもあるかもしれません。

今回からは広島や山口のそれぞれの地域によってそうなのかを見てみたいと思います。

 

広島の水まわりトラブル

まずは広島市についてみてみたいと思います。

ここからは実際に弊社に依頼があった作業内容別に水まわりトラブルの割合を集計してみたいと思います。

 

広島市佐伯区・西区・廿日市市の水まわりトラブル

この地域は主に弊社の広島西店に依頼のあった水まわりトラブルです。

  1. 台所蛇口の水漏れなど      16%
  2. 浴室蛇口の水漏れなど      11%
  3. 洗面蛇口の水漏れなど        7%
  4. その他蛇口の水漏れなど       5%
  5. トイレの水漏れなど       24%
  6. トイレのつまり           9%
  7. 排水管つまりや水漏れなど    16%
  8. 給水・給湯管の水漏れや破裂など   9%
  9. 給湯器・ボイラーなどの故障     2%
  10. 井戸ポンプの故障など        0%

件数割合で見るとこのようになっています。

台所・浴室・洗面・その他蛇口の水漏れなどのトラブルを合計すると39%となり、もっとも多い水まわりのトラブルはやはり蛇口にまつわるもののようです。

蛇口は一般のご家庭にも複数箇所あり、毎日何度も使用します。

蛇口にも耐用年数がありますので、使っているうちに徐々に水漏れなどを起こすようになりますので、やはり件数的には一番多いご依頼です。

以前は単水栓と行ってお水だけが出る蛇口後多く、ハンドルの開け閉めでとすい、止水をする単純なものが多かったのですが、最近では混合水栓が多くなり、ハンドル式からシングルレバー式になり、シャワー水栓や浄水器内蔵水栓などいろんな便利な機能のある蛇口が増えたことにより、故障などのトラブルも複雑になってきています。

二番目に多いトラブルはトイレの水漏れなどのトラブルです。

下水道の普及によって、現在では水洗トイレが大半を占めています。

昔の汲み取り式トイレと違って水洗トイレは水漏れなどのトラブルや、ウォシュレットなどの故障など様々なトラブルのご依頼があります。

また、蛇口と同じくトイレも1日に何度も使用するところです。

昔に比べると随分と便利で清潔になったトイレですが、その分故障などのトラブルもつきものです。

そのほかのトラブルについてみてみると、この地域では給水・給湯管などの水漏れや破裂といったトラブルが少ないように思います。

広島県でも南西部ですので水道管の凍結などが少ないのではないかと思います。

(佐伯町や湯来町などでは凍結も多いかと思いますが)

また、井戸ポンプの故障のご依頼が少ない地域でもありました。

これらがこの広島市西区・佐伯区・廿日市市における水まわりのトラブルの発生に関する特徴ではないかと思います。

 

おそらくどこの地域でも蛇口のトラブルとトイレのトラブルが1、2を争う件数だとは思います。

広島や山口などに地域を絞ってみていくと、気候などにも大きな違いはあまりありませんので、トラブル内容にも地域性による違いが大きく出ることはないのではと思われます。

ですが、せっかくですので各々の地域についてこれからも集計して比較してみたいと思います。

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