自分で蛇口修理をする際の注意点
蛇口を交換、修理する際の注意点
みなさんは蛇口から水漏れが起きたときどうしていますか?
業者に連絡して修理される方もいれば、ご自身で修理してみようと思う方もいると思います。
今の時期は特におうち時間が増えて、ご自身で直してみようかなと思われる方も少なくないのではないでしょうか。
DIYが好きな方や、手先が器用な方であれば、蛇口の修理ならできそうだなと感じる方が多いと思います。
しかしながらきちんとした方法で行わなければ修理する前よりも逆に状態が悪くなることがあります。
何事もチャレンジは大事ですが、万が一のこともきちんと想定してやることが大事だと思うので事前の準備をしっかりして行うことをおすすめします。
何点か注意点を挙げてみますのでよければ参考にしてみてください!
道具を揃えよう!
まずは基本中の基本ですね。
ドライバー等の最低限の工具はもちろんウォーターポンププライヤー、モーターレンチ、パイプレンチなどの水回りの修理、交換に使われている工具やシールテープなどの部材が必要です。
今から何の修理をするのかによって必要な工具は様々ですが、行う前に作業の内容を確認して必要な工具を揃えてから取り掛かるようにしてください。
作業途中にないのが分かって買いに行かなければならなくなるととても手間ですからね。
ちなみに私が現場で実際によく使っている、あると便利なおすすめ工具はカッターナイフです。
ちょっとしたところであるととても便利ですよ。
大事なのでもう一度言います。
作業する前に必要な工具が揃っているか念入りに確認しましょう!
(ウォーターポンププライヤー)
(モーターレンチ)
正確な部品を調べましょう!
こちらも基本になります。
蛇口の修理や交換の際に間違った商品を買ってしまうと合わなくて漏水します。
パッキンや蛇口の中の部品は細かく色々な規格があるのでどれも同じというわけではありません。
微妙なサイズ違いであってもいけません。必ず合うものを調べてから買うようにしてください。
可能であれば交換する部品をホームセンターに持っていって購入するのが良いかと思います。
蛇口も付けられている場所や、取付位置のサイズなどで種類がありますのでよく確認してください。
品番が分かればメーカーさんのホームページで分解図が出ることもありますので調べましょう。
補修部品の選定や部品がなくて修理ができないこともわかります。
調べても分からないときは水道修理業者に頼むことをおすすめします。
元栓で止水しましょう!
作業を開始する前に必ず水を止めましょう。
キッチンのワンホール水栓などで蛇口のみを専用の止水栓で止水することができるときでも、できれば家の全体の止水栓で止めておいたほうがいいと思います。
年数が経って水道管が劣化していると修理するときに負荷がかかることによって水道管が折れたり壊れてかなりの水が漏水して悲惨なことになります、、、
最悪のケースを想定して防ぐためにも元栓を閉めてください。
そして作業前に水が止まっているか確認してから始めましょう!
水道メーターのところにある水道の元栓の締め方はこのホームページのトップページにも動画を掲載していますので参考にしてください。
分解した蛇口部品はわかるように保管しましょう!
中の部品を交換するときに細かい部品を外していく場合は外した順番やどこの部品かわかるように整理しながら行ってください。
もとに戻す際に逆の手順で取り付けるのですが、細かい部品等はわからなくなることがあります。
私も何度か経験があるので、古い部品もわかりやすく整理して作業するように心がけています。
落として無くすことがないようにもしましょう。
分解途中にスマホなどで写真を撮っておくのもおすすめです。
無理に修理作業をすすめない
ご自身で修理するときに古い部品や蛇口が外れないときは力に任せて外すのはやめてください。
一旦中断して冷静になりましょう。
外す方法や力をかける向きがあっているか、飛ばしている手順がないか、工具は合っているのか確認してください。
むきになって力で外そうとすると水道管やほかのところを壊してしまいます。
壁の中の水道管が折れたりしたら大掛かりな工事が必要になることもありますので外れないようなら水道修理業者に頼みましょう!
蛇口以外のところを壊してしまうと、直したいところ以外も修理しなくてはいけなくなりますので本末転倒です。
作業は慎重に丁寧に無理をせず行い、出来なかったら諦めてプロに頼むようにして
決して力ずくで解決しないようにしてください!
何点か思いつくことを挙げてみました。
自分で直すのは経験や知識になるのでいいことだと思います。
また、今後水道修理業者に頼むときにも見積内容が適正か、きちんとした水道修理業者かを判断するうえでいい基準にもなります。
最後に
蛇口の漏水等自分で直すことができる場合もありますが、難しいと思ったら必ずプロの水道修理業者に頼んでください!
すこしの漏水でもほっといておくと他のトラブルの原因になることもありますので早めに対処して快適な生活を送れるようにしましょう!