トラブル解決事例
広島市安佐北区 | 排水管つまり修理
広島市安佐北区倉掛 排水つまり修理依頼
広島市安佐北区倉掛のK様宅の家中の排水が詰まって流れないので見て欲しいとのご依頼でお伺いしました。
こちらは弊社でいつも大工工事をお願いしている太田川建創さんのお客様で、以前からどうも排水の流れが悪かったようで、台所などを使っているとボコっボコっと音がしたりしていたようです。
お伺いしてまず庭にある家中の汚水マスを開けてみたところ、全く排水されないのでどのマスにもいっぱいまで水が溜まっていました。
普通ならここで高圧洗浄をしてつまりを解消するのですが、こちらのお宅はどうもおかしい。
まず在るべきはずの最終マス(公共ます)が見当たりません。
さらにもう一箇所在るべきところにマスが見当たりません。
お客様に聞くと、20年くらい前に外構工事をした時に工事業者が埋めてしまったということでした。
お客様がその業者に問い合わせても昔の話なのでわからないと言われ困り果てていらっしゃいました。
このまま高圧洗浄作業をしても根本的な原因の解決になりそうにないので、まずは二つの行方不明のマスを探すことにしました。
見つかっているマスの中で一番下流にあるマスから管内カメラを入れて調査しました。
カメラの画像で見るとやはりどこかにマスが存在しているようです。
ここからは高圧洗浄をしながら地中の音や高圧洗浄ホースが管内に入っていった長さなどを頼りにマスを探します。
こちらのお宅は道路に面したところに掘り込み車庫があり、そこから玄関に向けてタイル張りの階段が続いています。
最終マスはどうやらこの道路から玄関まで続くタイル張りの階段の下に隠れている様子でした。
ここからは目安をつけたところのタイルを剥がし、コンクリートを壊し、土を掘り起こして最終マスを探します。
三ヶ所目にしてやっとお目当の最終マスを見つけました。
悪いことに階段二段にまたがった位置で、タイルン下の地面を50cmくらい掘り起こしたところで最終マスの蓋を発見しました。
さらにもう一つのマスは階段を上がったところ、玄関前の松の木の根本近くに埋められていました。
この二つのマスを開けてみると松の木の根がびっしりとマス内に入り込んでいました。
二つのマス内とそれを繋ぐ配管内が根っこでびっしりです。
この根っこがつまりの原因です。
つまりの原因の木の根を取り除き、そこから補修作業をすることになりました。
お客様のご要望で、今後のメンテナンスのためにちゃんとマスをやり直して欲しいということで後日改めてマス交換工事をさせていただきました。
工事は
- マス交換 1日
- 階段下地作り 1日
- タイル下地作り 1日
- タイル貼り 3日
の合計6日間かかりました。
最終マスが階段と階段のちょうど真ん中にあったので、少し階段からはみ出す形にはなりましたが、階段下に埋めてしまうわけにはいきませんので、このような形にさせていただきました。
お客様にもとても喜んでいただけました。
このように外構工事やお庭の工事時に工事業者が何も考えずにマスを埋めてしまったという現場はたまにありますが、これは絶対にやってはいけないことです。
下水管のトラブル時にとても困りますし、日頃のメンテナンスもできません。
皆さんもこれらの工事をされることがありましたら、十分にお気をつけください。
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- 排水管(下水)